現在、超超高齢化社会の日本においては、介護の需要が非常に高まっており、介護職のお仕事は求人倍率も高く、まさに引く手あまたの状態となっています。

そんな介護業界では、就職、転職の際に、どんな職場を選ぶべきか、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際、理想の職場を見つけるために、どのように条件を決めるべきかわからない方も多いと思います。

今回の記事では、そんなお悩みに答え、職場選びのポイントをご紹介します。

是非、ポイントを押さえた理想の職場選びができるようになりましょう！

【 目次 】

• Point① 転職の希望条件を決める
• Point② 転職サイトで求人内容をチェックする
• Point③ 事業所の中の雰囲気を確認する
• Point④ 教育体制や研修内容を確認しよう
• Point⑤ その事業所で働きたい理由を明確にする
• まとめ：いい職場選びをするのなら

Point① 転職の希望条件を決める

就職や転職を決意したからには、しっかりと自分の描く将来像に向けて動ける法人で働きたいですよね。

とはいえ、希望や悩みは人それぞれ違うものです。

選択肢は多く広い方が良いですが、一概に「この条件がある所で働こう！」と言われても。。そんなお声もよくお伺いします。

最初にやる事は自分がどんな働き方をしたいかをしっかりと考える事です。

「ゆっくりマイペースに働いていきたい」のか、「バリバリとキャリアアップをしたい」のか等、ゆっくりと自分の将来をイメージしてこうなりたい姿を考えてみてください。

また、現在職場を転職したいと思ったきっかけや、その理由について振り返って考えてみることも重要です。

人間関係や職務範囲の変更やその他様々な理由があると思いますが、どういった職場であれば自分の現在の課題が解決するのかを、具体的にイメージする事が大事です。

「人間関係で苦労したくない。。」という方であれば、「雰囲気が良い職場」という希望の内容を具体的にかみ砕いてみてください。

例えば、同僚と仕事の方向性で議論や口論になった時に上長がしっかりと仲裁してくれて、全体に方向性を徹底的に説明してくれる。

など、具体的な解決策を考えてみると、自分の働きたい職場が見えてきます。

なるべくご自分が無意識の中で考えていた希望条件を、顕在化させることが重要になります。

そうすることで、これまで思ってもみなかった自分の隠れた求める条件が出てくるでしょう。

Point② 転職サイトで求人内容をチェックする

希望の条件が決まったら職場探しを始めましょう。

求人サイトを見てみて、今出ている求人情報を確認してみるのもありです。

自分の働き方に合った施設形態や、働き方、また諸条件を確認していきます。

とはいえ、全ての情報が求人内容に掲載されていない場合も非常に多くあります。

待遇や福利厚生、職場の雰囲気など、求人に記載されていない内容はご自身で確認してみると、より深い理解につながります。

待遇や福利厚生については、就職後や転職後の生活に関わる部分ですので、特にしっかりと確認し、就業後に「こんなはずじゃなかった。。」という事態を事前に防ぎましょう。

とはいえ、記載されていない内容も多くあります。

【 例 】

• 昇給は毎年どのくらいするのか
• 賞与は年間何カ月分もらえるのか
• 退職金は何年間働いたら良いのか
• 資格支援制度はどの資格が対象なのか

等など、制度があるだけではなく具体的にどうなっているのかまで、面接の時や事前に確認しておくと、入社後の齟齬もなく、安心して働くことができます。

事前に確認事項を項目別に整理しておくと、いざ面接の際にも焦る事がなく、良いのではないでしょう。

▼仕事の探し方についてはこちらをご覧ください。

Point③ 事業所の中の雰囲気を確認する

できるだけ職場の見学を行う事をおすすめします。

実際にどんな雰囲気で働いているのか、また職場で働いてる方々の意識の持ち方や今後の方向性、価値観についても確認しておきましょう。

「働いてみたら、働いている人たちと合わなかった。。」という話も良く聞きます。

そんな残念な状況にならないためにも、事前の確認は重要になります。

見学の際は見るべきポイントを整理しておき、事前に準備される事をおすすめします。

実際にお伺いされた際は積極的に質問をしていきましょう！

また口コミサイトで雰囲気を確認する方法もありますが、信憑性が高いとは言えません。

基本的に、口コミはかなり大げさな表現になっている事も多く、記載した方の主観で書かれているものもありますので、参考程度にして鵜呑みにしないように気をつけましょう。

しっかりと職場の雰囲気を肌で感じ、具体的にこうだったと思えるよう自分に落とし込みましょう。

「自分が働いたら、こういう感じになる」と、イメージできる状態が望ましいです。

▼見学時の確認事項はこちらをご確認ください。

Point④ 教育体制や研修内容を確認しよう

教育体制や研修体制は見学だけでは見えづらく、事前にしっかりと確認をする事で、入職後のトラブルになる事を防ぐ事ができます。

そのため、面接時にしっかりと確認しておく事が良いでしょう。

介護業界では現在急ピッチで施設の拡大が進んでおり、中の教育制度をどのように担保するかは業界全体の悩みと言えます。

もちろん人手不足もあり、中には教育に力を避けないという事業所さんも存在しているのが実情です。

未経験の方は教育体制が特に大事になる事はもちろんですが、経験のある方でも施設が違えばやり方が違い、どんな方でも入社後の最初は戸惑うものです。

また施設によっては、人によって言う事が違うことでパニックになっちゃう事も。。

どんな体制でフォローをしてくれるのか、教育体制や研修はどんな感じになっているかについては、事前にしっかりと確認する事を徹底しましょう！

Point⑤ その事業所で働きたい理由を明確にする

「家から近いから。。」「給与が高いから。。」という理由も、立派な一つの働く理由です。

しかし、それだけで決めてしまうのか、複数の条件を十分に考慮した上で総合的に職場を決めるのかでは、その後の納得度も変わってくるのではないでしょうか。

とはいえ、上記のポイントを全て確認してくれば、もう自然にその職場で働く理由はご自身が一番分かっているはずです。

しっかりと自分の中での希望に優先順位をつけて転職の軸を作り、内容を吟味した上で自信を持って転職に踏み出しましょう。

ここで考えた理由がそのまま、志望動機の記入や面接での回答に活きてきます。

逆に考えている内容に漏れや不足があれば、理由があやふやなものになるでしょう。

そうした点も踏まえ、転職の理由を考えていただけると、より良い職場と巡り合える確率も高くなると思います。

是非、理想の転職を叶えてくださいね！

まとめ：いい職場選びをするのなら

ここまでご覧になっていただき、ありがとうございます。

良い職場と巡り合うための、ご準備もできるのではないでしょうか。

とはいえ。。お仕事をされながら、上記を全て完璧に揃えるのは非常に大変だと思います。

情報を揃えるだけでも難易度が高く、例えばお給与や金額面についてしつこく確認すると、先方へ悪印象を与えてしまうことも。。

実際にどう質問したら良いか分からなくて、曖昧なまま決定しないといけないなんて事もあります。

そんなご不安な方もご安心ください。

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