履歴書の学歴欄は、「どこから書けばいいの?」「入学・卒業年が思い出せない」と悩む人が多い項目です。特に西暦・和暦の換算や卒業見込みの表記など、意外と迷いやすいポイントがたくさんあります。
この記事では、履歴書の学歴欄を正しく書くための基本ルールと、入学・卒業年がひと目でわかる学歴早見表(西暦・和暦対応)、さらに在学中・卒業見込み・転職時など状況別のテンプレート例を紹介します。
この記事を読めば、誰でも迷わず正確で見やすい履歴書を作成できるようになります。
【 目 次 】
- 1.履歴書の学歴欄はどこから書く?基本ルールと注意点
- 2.【西暦・和暦対応】履歴書の学歴早見表&テンプレート紹介
- 3.状況別テンプレートで見る!在学中・卒業見込み・転職時の学歴記入例
- まとめ:早見表とテンプレートを使って、正確で見やすい履歴書を仕上げよう
1. 履歴書の学歴欄はどこから書く?基本ルールと注意点
履歴書の学歴欄は、中学校卒業からまたは高校入学から書くのが一般的です。
小学校以前は省略し、学歴欄の最初に「学歴」と記入したうえで、時系列で「○○高等学校入学」「○○高等学校卒業」と続けましょう。
年号は西暦か和暦のどちらかに統一することが大切です。
途中で表記を混ぜると見づらく、採用担当者に不注意な印象を与えてしまう場合があります。
また、「在学中」「中退」「編入」「卒業見込み」などのケースでは、現状に合わせた正しい表記を行いましょう。
たとえば在学中なら「○○大学○○学部 在学中」、中退なら「○○大学○○学部 中途退学」と記入します。
採用担当者が見やすく、誤解のないように整理された学歴欄を作ることが、履歴書全体の印象アップにつながります。
2. 【西暦・和暦対応】履歴書の学歴早見表&テンプレート紹介
履歴書の学歴欄で迷いやすいのが、「入学・卒業の年がいつだったか」という点です。特に西暦と和暦の換算を間違えると、学歴の整合性が取れず、信頼性を損なう可能性があります。
そんな時に便利なのが、西暦・和暦対応の学歴早見表です。
生まれ年から入学・卒業の年を簡単に確認できるため、記入ミスを防げます。
たとえば「2000年(平成12年)生まれ」の場合は、2006年(平成18年)に小学校入学、2018年(平成30年)に高校卒業が目安となります。
また、ExcelやPDF形式の学歴テンプレートを活用すれば、入力するだけで自動的に年号が反映される便利なものもあります。
西暦・和暦を統一し、早見表やテンプレートを使って整った履歴書を作ることで、採用担当者にも見やすく、信頼感のある印象を与えられます。
【高校卒業・新卒の場合】
20XX年4月 ○○県立○○高等学校 入学
20XX年3月 ○○県立○○高等学校 卒業
20XX年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
20XX年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込み
【社会人・転職者の場合】
20XX年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業
(以下、職歴欄へ続く)
【専門学校・短大卒の場合】
20XX年4月 ○○専門学校○○学科 入学
20XX年3月 ○○専門学校○○学科 卒業
3. 状況別テンプレートで見る!在学中・卒業見込み・転職時の学歴記入例
履歴書の学歴欄は、自分の状況に合わせた正しい書き方をすることが大切です。
たとえば、大学在学中であれば「○○大学○○学部 在学中」と記入し、卒業見込みの場合は「○○大学○○学部 ○年○月卒業見込み」と明確に書きます。
既卒者や転職希望者の場合は、最終学歴までを簡潔にまとめたうえで、続けて職歴欄に進みましょう。
学歴欄が長くなりすぎる場合は、必要最低限(高校卒業以降)を記載すれば十分です。
また、高校生や専門学生など初めて履歴書を書く人は、「入学」「卒業」の年月を正確に書くことを意識しましょう。
欄に入りきらない場合は、略字を使わず改行や別紙対応で丁寧に記入します。
状況別のテンプレートを参考に、自分に合ったフォーマットで書けば、採用担当者にも伝わりやすく、印象の良い履歴書に仕上がります。
まとめ:早見表とテンプレートを使って、正確で見やすい履歴書を仕上げよう
履歴書の学歴欄は、採用担当者があなたの経歴を最初に確認する重要な部分です。正確な年月の記載や統一された書き方は、信頼感や誠実さにもつながります。
とはいえ、入学・卒業年を思い出すのは意外と大変な作業。そんなときは、学歴早見表を活用してミスを防ぎ、テンプレートを利用して書き方を整えるのがおすすめです。
在学中・卒業見込み・転職時など、状況に合わせたフォーマットを使えば、短時間で見やすく完成度の高い履歴書を作ることができます。
正しいルールを押さえて、読みやすく印象の良い履歴書で、採用担当者に好印象を与えましょう。
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