出会いがあれば別れもあるもので、退職される方に一言声をかける機会やメッセージを送る機会は、どなたにもあるのではないでしょうか。
とはいえ実際にどんな内容を送るべきか、簡単な文面では失礼にならないか、分からない事も多くありますよね。
今回は、そうした退職する方へのメッセージの書き方を例文付きでご紹介いたします。
是非これまでお世話になった想いを伝えられるよう、参考にしてください。
【 目 次 】
- メッセージを送る際のポイント
- メッセージ例文集
- まとめ
メッセージを送る際のポイント
退職される方にメッセージを送る際は、どのような事に気を付けるべきなのでしょうか。
大切なポイントを紹介させていただきます。
①具体的なエピソードを交える
実際に退職される方と自分との具体的なエピソードを交える事で、より印象に残るメッセージになります。
そうすることで、他の人とは違った特別なメッセージになる事の他、後々でも思い出していただくきっかけにもなります。
内容的には具体的に、時期や行動、その時に感じた想いを記載するとより良いのではないでしょうか。
②ポジティブな内容を書く
基本的にはポジティブな内容を書くことがマナーです。
これからの新天地での活躍を祈る言葉や、健康に配慮する言葉、応援や感謝のメッセージが喜ばれることが多いです。
③記入する内容に気を付ける
一般的に退職理由に触れるものは、人目につくところでは記載しないのがマナーです。
また、目上の人に対して「ご苦労様」などの物言いも失礼にあたります。
内容をしっかり精査した上で、失礼のないような内容にしましょう。
メッセージ例文集
ポイントをしっかりと押さえた上で、シンプルに感謝が伝わるメッセージをお伝えしましょう。
相手に分けて例文をご紹介いたします。
上司や先輩への退職メッセージ
〇〇さん
これまで長い間ご指導いただき、本当にありがとうございました。
私が入社して間もない頃から、優しく指導していただいたことは自分自身の財産になっています。
今後も新天地でのご活躍を、ここよりお祈りしております。
同期や同僚への退職メッセージ
〇〇さん
〇年間本当にお疲れ様でした!
これまで一緒に働いた期間、〇〇さんの姿勢にいつも刺激を受けていました。
寂しくなりますが、今後の活躍を応援しています。
お体に気を付けて、末永くお幸せでありますように。
親しくない方への退職メッセージ
〇〇さん
長い間、本当にお疲れ様でした。
いつか一緒にお仕事をしたいと考えていました。
新天地でもご活躍を心からお祈りしております。
まとめ
退職される方へのメッセージは、何よりもお相手への感謝の気持ちが重要になります。
これまでの付き合いや場面を思い起こしつつ、しっかりと感謝の気持ちが届くメッセージを送りましょう。
例え親しくない方への一言だとしても、できる範囲で実際に起こったエピソードを交える事で、見てくれていたんだという印象に変わる事もあります。
もしかしたら別な場所で退職された方とばったりお会いする機会もあるかもしれません。
そうした時のためにも、心のこもった感謝のメッセージをお伝えできるようにしていきましょう。