資格・職種

社会福祉士の受験資格について解説!合格率や受験資格についてもご案内。

社会福祉士の受験資格について解説!合格率や受験資格についてもご案内。

介護の資格はたくさんの種類がありますが、社会福祉士という資格をご存じでしょうか。

福祉や医療に関する相談援助に必要な専門知識やスキルがある国家資格です。

今回は社会福祉士という資格や役割について詳しく説明していきましょう。




目次

社会福祉士の仕事内容

社会福祉士の受験資格

試験の合格率とスケジュール




社会福祉士の仕事内容


冒頭で社会福祉士とは、福祉や医療に関する相談援助に必要な専門知識やスキルがある国家資格とお伝えしました。

では具体的にどのような業務があるのでしょうか。

社会福祉士の業務内容は多岐にわたりますが、

一言で説明すると「身体及び精神に障害のある方、生活困窮者、ひとり親の家庭など、心身や環上の理由によって日常生活を送るのに支障がある方々の相談援助」を行います。

児童~高齢者までと幅広い年齢層が対象となり近年ますます社会福祉士への期待は高まっているようです。




社会福祉士の受験資格


他の介護資格同様に社会福祉士にも受験資格があり、条件を満たさなければ国家試験を受けることができません。

学歴や実務経験によって資格取得ルートはいくつかありますが、大きく分けると3つのパターンに分類されます。


■福祉系大学・短大等(指定科目履修)ルート

・福祉系大学等(4年)+指定科目履修

福祉系短大等(3年)+指定科目履修+相談援助実務(1年以上)

・福祉系短大等(2年)+指定科目履修+相談援助実務(2年以上)


■短期養成施設等ルート

・福祉系大学等(4年)+基礎科目履修+短期養成施設等

・福祉系短大等(3年)+基礎科目履修+相談援助実務(1年以上)+短期養成施設等

・福祉系短大等(2年)+基礎科目履修+相談援助実務(2年以上)+短期養成施設等

・社会福祉主事養成機関(2年以上)+相談援助実務(2年以上)+短期養成施設等

・児童福祉士司/身体障害者福祉司/査察指導員/知的障害者福祉司/老人福祉指導主事の実務経験4年+短期養成施設等


■一般要請施設等ルート

・一般大学等(4年)+一般養成施設等

・一般短大等(3年)+相談援助実務(1年以上)+一般養成施設等

・一般短大等(2年)+相談援助実務(2年以上)+一般養成施設等

・相談援助実務(4年)+一般養成施設等




試験の合格率とスケジュール


最後に社会福祉士の合格率ですが、実は年々合格率は上昇傾向にあります。

例年は平均30~40%に比べ、直近の令和5年度では58.1%と過去最高を記録しました。

また、次回の試験のスケジュールは以下の通りです。


■第37回

申し込み 2024年9月5日~10月4日

試験日 2025年2月2日

合格発表 2025年3月4日


徐々に合格率が上がっている今が挑戦するときかもしれませんね!