介護求人をお探ししていると、「オープニング求人」や「オープニングスタッフ」などと目にすることはありませんか?
新しく開設した(する)施設や新規立ち上げの事業所で一番最初に働き始めることを指します。
今回はそんなオープニング求人について説明していきましょう。
目次
オープニング求人の特徴とは
メリットとデメリットについて解説
オープニングの介護施設で働くには
オープニング求人の特徴とは
そもそもオープニング求人とは他の求人と何が違うのでしょうか。
一番大きな特徴として一番最初に働き始めるスタッフになるので全員が初対面のメンバーでスタートすることです。
介護業界の転職理由でよく聞くワードとして「人間関係」があると思いますが、
お局さんや派閥などがないため必要以上に気を遣うことも少ないのではないでしょうか。
メリットとデメリットについて解説
何事もメリットとデメリットがありますので順番にご紹介しましょう。
【メリット】
■全員が同期
既存の施設だと転職後、出来上がっている職場の雰囲気に溶け込むことができず辞めてしまうなんてことはよくあります。
介護歴の差はあれど全員が同期であり、一緒に新しい環境を作っていくので自然と絆が生まれやすい傾向にあります。
■入居者が少ないため仕事に余裕がある
新規の施設は認知度が低いため入居者が少ない場合があります。
またスタッフも定着するまでに時間がかかるため多めに採用しているところもあり、介護業界では珍しく「人手が足りている」状況になりがちです。
仕事を覚えたり環境を整える大切な時期なので余裕を持って仕事ができるのはメリットといえるでしょう。
■環境を自分たちで構築できる
大きな方針ややり方は会社からマニュアルが敷かれていると思いますが、細かいルールや現場の人間にしかわからないやり方などは自分たちで構築していくことができます。
既存の施設でも現場の方が構築していますが、すでに出来上がっている風潮を覆すことはなかなか難しいのも事実。
一から自分たちで考え作っていけることはやりがいに感じる方も多いそうです。
■きれいな建物や新品の設備で働ける
ほとんどのオープニング施設は新しく新設されます。
建物や設備、備品などすべてが新品で新しい環境で働けるのは気持ちがいいものです。
また、施設によっては最新のリフトや介護補助の設備があれば介護士の負担も減ります。
【デメリット】
■介護以外の事務作業が多い
スタッフが充足してる状態でのスタートであれば心配ありませんが、
人手不足の状態でスタートした場合は事務作業もやらなければいけないケースもあります。
■未整備なところが多い
突然のトラブルや想定外のことが発生した際も先輩がいないため自分たちで対処しなければいけません。
マニュアルや事例が少ないなかでも慌てず責任を持って対処する必要があります。
■人手不足による残業が多い
人が集まらず人手不足の状態でオープンすることもあります。
その場合は今いるメンバーの中で残業をしながら回していく可能性が高いといえるでしょう。
オープニングの介護施設で働くには
このように人によって施設によってさまざまではありますが、
オープニング求人は希少価値が高く希望してもなかなか条件に合う求人が見つけられません。
見つけた際にオープニング求人を見つけた際により採用されやすいように以下の項目を意識して気を付けましょう。
まずはコミュニケーション能力の高い方です。
メリットデメリットでも説明したようにゼロから関係を構築しなければならないため、周囲と円滑に関係を築く必要があります。
不測の事態に備えて柔軟性のある人間性も不可欠です。
また、即戦力となるような経験や資格を持っていることも優遇されるでしょう。
オープニングでの就業にご興味のある方は、是非「介護ぷらす+」までご連絡ください。
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