年々、人手不足が深刻化している介護業界。
一方で経験や資格がなくてもはじめられることもあり業種からの転職が多いのも事実です。
「介護業界にチャレンジしたいけど本当に大丈夫かな」と不安に思っている方もいるでしょう。
今回は異業種から介護職への転職で注意すること、また面接などで伝えたほうがいいポイントなどご紹介いたします。
目次
介護職への転職がおすすめの理由
介護職への転職で注意すること
介護職の面接で伝えたほうがいいメリット
介護職への転職がおすすめの理由
そもそも介護業界への転職はどのようなメリットがあるのでしょうか。
冒頭でもお伝えした通り、介護職は無資格・未経験でスタートすることができます。
技術や知識は働きながら身につけることができるのです。
新卒ではなく中途採用で受ける方のほとんどの方は、仕事や家庭を両立しながら転職活動をするためメリットといえるでしょう。
また、施設によっては「資格取得支援制度」などがあり介護の資格を取得する費用を負担してくれる企業も少なくありません。
新しいことにチャレンジする際は先に知識を必要とする職種が多いなか、転職しやすい業界として非常にニーズが高いということです。
以前は低賃金のイメージがありましたが、現在は人手不足解消のため「処遇改善手当」を支給し給与水準が上がりました。
介護職への転職で注意すること
では転職する際に抑えておいたほうがいいポイントをご紹介いたします。
①転職の目的を明確にする
大前提、異業種からの転職は介護業界全体にとって喜ばしいことなので大歓迎です。
しかし転職理由が「未経験でもできるから」では採用担当者も本当に続けていけるのか不安になってしまいます。
今までの経験やスキルを活かせなくてもなぜ介護職を選んでくれたのか、理由を明確にすると印象がいいでしょう。
②研修制度の整った環境を探す
資格取得支援制度や教育体制の整った環境を選ぶことをおすすめします。
あまりにも人手不足の職場の場合、育成に時間がさけず「見て覚えて!」のような施設もあるようです。
③資格取得を目指す
無資格でスタートできることが介護職のメリットでもありますが、知識はあったほうがいいです。
業務に活かせることはもちろんお給料も資格を持っていると上がる可能性があります。
【資格別平均給与】
無資格:275,920円
初任者研修:301,210円
実務者研修:303,230円
介護福祉士:329,250円
介護職の面接で伝えたほうがいいメリット
介護の面接で必ず聞かれる重要なことがあります。それは体力問題です。
介護は異業種以上に体が資本の職種になります。
日々の体調管理はもちろん、けがや病気で動けなくなってしまうと穴をあけることになってしまいます。
デスクワークの職種であればテレワークや書類仕事でカバーできることもありますが介護の現場ではそのような対処ができないのです。
そのため「体力には自信があります」や「前職では皆勤賞でした」など体力面でアピールできることがあれば前面に出していきましょう!