介護職をしている人の中には、人材紹介と人材派遣の違いについてよく理解していない、聞いたことはあるけどその詳しい内容まではわかっていないという方も多いのではないでしょうか?
今回は紹介と派遣の違い、そして紹介と派遣のそれぞれの特長と具体例、最後に介護職であればどちらを使ったほうがいいのかまでご紹介したいと思います。
ぜひ転職の際に参考にしてください。
目次
紹介と派遣の違い
それぞれの特長と具体例
介護職なら紹介を使おう
紹介と派遣の違い
これまで人材紹介会社を利用して転職活動をしたり、人材派遣会社を利用して介護職現場に派遣されて勤務した方がいるかと思います。
人材紹介と人材派遣の違いについてここでは説明していきます。
【人材紹介とは】
厚生労働大臣の認可を受けた職業紹介事業者(人材紹介会社)が、企業や法人からの求人依頼を受けて、求職者に案内するサービスです。
登録をすると専任のコーディネーターに自分の希望を相談しながら、応募先の求人を案内してもらえます。
求職中の方の要望を叶え、マッチする求人を紹介してくれる為、利用する人が多く、介護業界では多くの事業所が人材紹介を利用しています。
無料でサービスを利用できることから、「まずは相談に乗ってもらおう」という形で気軽に登録する事もできます。
【人材派遣とは】
雇用主が派遣会社となります。
ただし実際の仕事の指示は派遣先(施設)から受け、給与は派遣会社から支払われます。
それではそれぞれの特徴と具体例について紹介していきます。
それぞれの特長と具体例
人材紹介の主な特徴は2点あります。
①専任のコーディネーターになんでも相談できる
たとえば求人紹介、自己分析、履歴書や職務経歴書の書き方、面接トレーニングなどを二人三脚で取り組んでくれる点が人材紹介を使う上で心強い点です。
②自分に合った求人の就職成功を1番に活動ができる
明らかに希望に合っていない求人や募集のない求人は紹介されません。
さまざまな知識・経験をもつコーディネーターが手伝ってくれるため、より希望条件に近い求人と出会うことが可能です。
人材派遣の主な特徴は2点あります。
①自分のキャリア・スキルを活かせるお仕事を選べる
専任のコーディネーターから詳しい業務内容や必要なスキルをお伝えするため自分のキャリアとスキルを活かせる職場を選ぶことができます。
②いろいろな職場での経験で、スキルアップできる
様々な施設に派遣され就業経験を積むことができるので、スキルを磨くことが可能で短期間の中でも多くの経験を得ることが出来ます。
それでは結局どちらを利用したらよいかについて説明していきたいと思います。
介護職なら紹介を使おう
介護職の仕事探しでは、人材紹介会社を使うことで自分に合った施設に転職ができる可能性が高いです。
その理由は3点あります。
①自分に合った求人と施設にあった人材両面からマッチング
求職者も施設も希望の条件を伝えて人材紹介会社に依頼します。
そのため、両者の希望に合ったマッチングが可能となります。
②面接対策をサポートしてもらえる
人材紹介会社は、面接の対応方法や履歴書の書き方まで、多くの知識を持っています。
不安やマナーをサポートしてもらい転職活動を手伝ってもらえるのは大きなメリットです。
③交渉をしてもらえる
人材紹介会社が間に入ることで希望休日や希望年収等について施設と交渉してくれることもあり、大きなメリットといえます。
このように、介護職の仕事探しでは人材紹介会社を使った転職活動のほうが、希望に合った職場が見つかる可能性が高いでしょう。
今回は、紹介と派遣の違い、そしてそれぞれの特長、紹介を使ったほうが良い理由までご紹介しました。
ぜひ今回の記事を活用してよりよい転職活動を行ってくださいね。