介護業界は一般の業界に比べると比較的転職が多い業界だと言えます。
今は慢性的な介護職の人手不足で人員獲得に困っている施設が多く、1度の面接や見学で簡単に内定が決まることも多いですが、比較的人手に余裕がある事業所では、面接で落ちることもよくあります。
とはいえ、皆さんそんな人手に余裕がある施設さんに行きたい、という方が多いのではないでしょうか!
今回は人手に余裕がある施設でも落ちないよう、「面接官が見ているポイントと対策」を紹介していきます。
目次
面接官の立場から、自分の姿を考えてみる。
見られているポイント
求められている人物像を理解しよう
面接官の立場から、自分の姿を考えてみる。
転職活動や就職活動を行う中で、面接官の立場に立って考えたことがありますか?
面接官が、求職者に求めていることを考えてみましょう!
まず、面接官の考えとしては、どんな人を採用したいと考えているでしょうか。
①長く働くことができる人
②人間関係に無理なくコミュニケーション能力がある人
と、なります。
もちろん、面接の中で見る視点も上記2点が「しっかりと備わっているか」を見る事が中心になってきます。
どんな人なら一緒に長く働けるか、どんな人なら一緒に長く働けないか、そしてそれらの人物像と今の自分とを客観的に比べてみましょう。
そうすると、自分のよいところや改善すべき点がみえてきます。
自分が面接官の立場に立って、相手のどんなところによい印象を持ち、どんなところに悪い印象を持つのかを把握することが大切です。
そして、それらのポイントを押さえて準備と対策をし、本番の面接に臨みましょう。
見られているポイント
では、具体的に面接官はどのような部分を見ているのか4つポイントをご紹介します。
①第一印象
人間は、出会ってから10秒の第一印象はかなり重要と言われています。
・笑顔で挨拶ができているか?
・清潔感はあるのか?
などを確認していることが多いです。
②会話時の様子
介護の仕事は、チームワークが必要ですし、対人コミュニケーションが大切な仕事です。
・人の目を見て話すこと
・丁寧な言葉で話すこと
・できるだけ明るい表情で会話をすること
基本的な事ですがこの3点は重要なチェックポイントです。
③心身は健康か
足腰に問題はないか?
夜勤がある施設では、夜勤ができるか?
などを見ています。
これは、仕事をできるだけ長く続けて欲しいという気持ちから来ています。
④長く勤務できるか
面接ではこれまでの職歴と転職理由、事業所を希望する理由などは必ず聞かれます。
これまでの職歴と転職理由を聞くことで、すぐにやめる人ではないかどうかを確認しています。
これらの質問は、たいてい聞かれることですので、しっかりと準備して面接に行くようにしましょう。
求められている人物像を理解しよう
転職活動や就職活動の中で、面接が難しいのは、ペーパー試験とは違って正解が1つではないことで、求める人物像にあった人材かどうかで判断されることです。
上記に挙げられた通り、この4点を面接官は見ています。
①第一印象
②会話時の様子
③心身の健康状態
④長く勤務できるかどうか
これら4点のポイントを見て、「しっかりと職場に溶け込み、長く勤務してくれるのか?」を判断しています。
面接成功のポイントは、面接官の立場に立ち、施設で求められている人物像を理解し、自分の身だしなみ・行動・言動が求められている人物像とあっているかどうかを考えられるかです。
面接官の気持ちを汲み取り、お互いが気持ちよくコミュニケーションをとれるように気遣いするつもりで、面接の準備を進めてみましょう。