転職・就職活動の面接に対するイメージでは「企業が応募者をチェックする機会」というイメージを持つ方が大半ではないかと思います。
しかし、実際、面接は「応募者側が企業をチェックする貴重な機会」でもあります。
残念ながらブラックな業界ともいわれている介護業界の中で自分らしく、快適に働くためには、人間関係が良好で雰囲気のいい職場を見つけることが大きなポイントではないでしょうか。
そこで今回は、面接を通して職場の雰囲気を見極めるためのポイントやブラックな職場を見極めるためのポイントを紹介します。
目次
面接時の見極めが大事
見極めるポイント
ブラックな職場に就職しない為に
面接時の見極めが大事
面接はその職場の雰囲気を知ることができる貴重な機会です職場の雰囲気を見極めるためには面接時のチェックが大事です。
先ずは面接時におさせておきたいポイントを3つご紹介します。
①職場の第一印象をチェック
面接で初めて行ったときにはまず、職場の第一印象をチェックしましょう。
具体的には、職場が明るくて綺麗な雰囲気か薄暗い雰囲気かといった点や、掃除が行き届いているかどうかという点を見ておきましょう。
②あいさつや会話の様子をチェック
面接時には受付担当者など、面接官以外の職員に会うことも多いでしょう。
声を掛けあって和気あいあいと仕事をしているのか、無言で仕事に専念しているのかといった点から、自分に合う職場かどうかを判断しましょう。
③面接官の人間関係をチェック
面接時には、2人以上の面接官が担当することがあります。
その際は、面接官同士の人間関係をチェックしましょう。
面接官同士が笑顔でフランクに会話をしているのなら、職員同士の仲が良い風通しの良いである可能性が高いといえます。
見極めるポイント
ブラックな職場も少なからず存在する介護業界。自分らしく、快適に働くためには、ブラックな介護施設を選ばないようにすることが大切です。
下記はブラックな介護施設によくみられる特徴を6つまとめてみました。
是非、面接時や見学時に注意してみましょう。
①離職率が高い、人の入れ替わりが激しい
②人員が足りていない
③休みがとりづらい
④スタッフ間の陰口や噂話が多い
⑤利用者への対応が雑、キツい
⑥精神論が多い
また以下のように、求人情報や面接からでもブラック要素を読み取ることは可能です。
(必ずしもブラックと断定できるわけではありませんのでご注意ください)
①常にスタッフ募集をしている
②スタッフに笑顔がなく殺伐としている
③清掃が行き届いていない
④雇用契約が曖昧
これらの特徴がある場合ハードな職場環境で自分らしく快適に働けない可能性があります。
ポイントをおさえて転職活動に活かしましょう。
ブラックな職場に就職しない為に
ブラックな介護施設とは労働時間が異常に長かったりハラスメントが横行しているような働きやすいとは言い難い職場を指します。
介護業界ではブラックな介護施設を減らせるように対策が行われていますが未だに労働環境が悪い施設も存在するのも確かです。
また、介護従事者は責任感が強い方も多く、「自分が我慢すればいい」と考えそのまま仕事を続ける方が多くいらっしゃいます。
「どこもこんなもの」と、次第にブラックな環境に慣れてしまう場合も多々あります。
しかしその環境は決して当たり前ではないのです。
ブラックな職場に就職することなく、自分らしくやりがいを感じられる職場で働くためにはやはり、面接前のチェックや面接時のチェックが必要となるでしょう。
今回の記事を参考に、是非自分らしく働ける環境を見つけるきっかけになれば嬉しいです。