面接の日程調整メールは、書類選考を通過した後ということもあり、日程調整メールの内容によっては評価が分かれてしまいます。
そうなると、面接が不利になってしまう可能性が出てくるため、ビジネスマナーを理解している人であることを示し、失礼のない日程調整メールを返信することに意識していきましょう。
そこで今回は、面接の日程調整メールにおけるビジネスマナーをまとめてみました。
目次
調整メール時のマナーや注意点
具体的なメール文例
伝え方のコツ
調整メール時のマナーや注意点
面接日程の調整でメールをする際、基本的なビジネスマナーがあります。
メールのマナーや、送る際の注意点について、「5つのポイント」があるのでご紹介します。
①すぐに返信する
すぐに返信が出来ない場合は、翌日中には送れるようにしておきましょう。
また、回答の返信についてもメールを確認した旨を返信をしておくと良いです。
②返信するときの時間
出来るだけ深夜の返信メールは避けましょう。
メールであれば営業時間外だった場合や、土曜日・日曜日などの営業日以外でも、返信できるときにメールを送る事が大事です。
③件名の「Re」は消さないで返信する
メールの返信を新たに作成する場合、件名に「Re:」が必ず表示されます。
受け取る側がどの件についての返信なのか一目でわかるため、「Re:」は消さずに送りましょう。
④本文は残す
送信相手から送られたメールの本文は削除せず、残したまま送ることで、返信メールを受け取った担当者もどのメールに対する返事かすぐにわかります。
⑤誤字脱字に注意する
これはビジネスメールの基本中の基本でとても重要なポイントとなっています。
メールを送信する前に文面に誤字脱字、言葉使いがしっかり出来ているかなどを必ず、読み返して確認をしましょう。
ポイントのまとめとしては「できるだけ早くに」「相手が確認しやすい内容」のメールを心掛ける事が肝要です。
具体的なメール文例
ここでは面接の調整のときの基本メールについて、例文を紹介します。
【本文】----------------------------------
◯◯株式会社
◯◯部 ◯◯様
お世話になっております、【自分の名前】です。
この度は面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
面接の希望日程をいくつかお知らせいたしますので
ご都合のよろしい日程をご指定いただけますと幸いです。
・〇/〇(曜日)〇時〜〇時
・〇/〇(曜日)〇時〜〇時
・〇/〇(曜日)〇時〜〇時
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほど何卒よろしくお願いいたします。
—
署名
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このように、簡潔に面接の機会をいただいたことに対するお礼を伝え、面接の希望日程は最低でも3つ提示しておくといいでしょう。
さらに応募先に日時・曜日・時間(24時間表記)をしっかり伝えておくことで採用担当者が調整がしやすくなります。
伝え方のコツ
面接日程調整の返信メールは、採用担当者の印象を左右することがあります。
基本的なメールマナーを習得した社会人として、応募先企業に好印象を抱いてもらえるようにしましょう。
伝え方のコツは3つあります。
①用件を簡潔に伝える
これが伝え方とコツとしてとても大切なポイントになっています。
メールを返信する目的は「面接の日程を決めること」であることを忘れずに、長い前置きや回りくどい表現などはしないようにしましょう。
②お礼を入れること
メールを送る際には基本的に「先日はありがとうございました。」「面接調整ありがとうございます。」などお礼を入れることで、面接担当者に好印象を与えるようにしましょう。
③希望日程は3つ以上の候補を送ること
採用担当者が調整しやすいように、面接日の調整の日程を送る際、候補日は3つ以上送るようにしておきましょう。
また、可能な時間帯も幅を持って伝えることでさらに採用担当者が調整がしやすくなり、好印象を与えることができるでしょう。
ここまで面接日程調整メールの基本的なマナーや例文をお伝えしました。
面接の日程調整は、その後の面接での印象にも関わりますので、しっかりとマナーやポイントを理解して対応しましょう。