内定をいただいたときの対応方法に困っていませんか?
会社から「内定通知」を受けてから「内定の承諾」までがビジネスマナーとして大事です。
会社が、採用する意志を「内定通知」という形で示したのに対して、内定を受けた人は会社に勤める意志があるかどうかを示すために「内定の受諾」は必要です。
今回は内定受諾のメールマナーや注意点から伝え方のコツまでポイントをご紹介していきましょう。
目次
内定受諾メールのマナーや注意点
具体的なメール文例
伝え方のコツとまとめ
内定受諾メールのマナーや注意点
内定受諾メールのマナーについて、注意しなければいけないポイントをおさえておきましょう。
企業から内定の連絡がメールで来た場合、どのように返信したらいいのでしょうか?
その企業に就職したい場合の承諾の意思を伝える際のマナーを紹介します。
ポイントは2つあります。
①なるべく早めに返信するように心がけること。
企業からの内定の連絡がメールで届いたら、早急に承諾の返事をする場合、できるだけ早くメールを返信することが大切です。
メール返信の速さは信頼の高さにつながります。通常、メールを送った方は相手がメールを読んだかどうかは確認できないため、「内定の連絡メールが届いているかどうか」など心配につながります。
内定の連絡メールに気づいたのにすぐ返信できない状況にある場合もできるだけその日のうちに返信するよう気を付けましょう。
②お礼と内定承諾の意思を簡潔に伝えること。
冒頭の挨拶と共に、改めて選考のお時間をいただいたことと、今回の内定通知に対してお礼を述べましょう。
また、「内定を承諾いたします」などの内定承諾の意思をしっかりと伝えることが大事です。
具体的なメール文例
ここでは内定受諾の意思を簡潔に伝えるための例文を紹介します。
【本文】----------------------------------
◯◯株式会社
◯◯部 ◯◯様
お世話になっております。
◯◯です。
先日は、選考のお時間をいただき、ありがとうございました。
また、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
貴社からの内定を、ありがたくお受けいたします。
入社後は、1日でも早く貢献できるよう精一杯頑張りたいと思います。
つきましては、今後の流れについてお教えいただきたく存じます。
必要な書類等あればお教えください。
どうぞよろしくお願いいたします。
—
署名
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上記のような文章をなるべく早く返信するようにしましょう。
また、今後働いていく上でも大切ですので、ビジネスマナーを守ったメールを送るように心掛けましょう。
伝え方のコツとまとめ
内定受諾のメールを送る際の伝え方で、気を付けるべき点は4点あります。
①内定をもらったことに対する感謝の気持ちを伝える
「先日は内定の通知をいただき、誠にありがとうございました。」
等の言葉で感謝の気持ちを伝えましょう。
②「内定を受諾したい」とはっきりと伝える
何度も書いていますが「労働条件についても確認いたしましたので、謹んで内定をお受けしたいと思います。」
等、あいまいな表現は使わないようにしてはっきりと内定受諾の意思を伝えましょう。
③「一日も早くお役に立てるよう努めます」など入職への意欲を一言添える。
簡単で構わないので、「入社後はこんな風に頑張っていきたい」という意欲を伝えましょう。
気持ちが盛り上がっていると長文になりがちですが、あくまで短文で挨拶くらいの長さにしておきましょう。
④入職に向けて必要な手続きや準備物について確認する
入社前に確認しておきたいことや、今後の流れなど、気になることは聞いておきましょう。
海外に行く等、近々メールの返信ができない期間がある場合は、事前に知らせておきましょう。
以上、内定承諾メールの基本的なマナーや例文をお伝えしました。
内定通知を受けると、気が緩んで、ホッと一息つきたくなります。
しかし、内定受諾のメール返信は入社日へ向けてのスタートだという意識を持って、誠実に進めましょう。