2001年より本格的に始まったユニットケアは、主に特別養護老人ホーム・介護老人保健施設などで採用されております。
従来の方式とは異なり、入居者を少ない人数で分けてケアを行う手法となっており、特に今回は介護職員として就労する際のメリット・デメリットをご説明いたします。
ユニットケアには働くメリットが沢山!
ユニットケアは、10名〜15名程度の少人数を、ユニット専任の職員でケアを行います。
リビングや共有スペースを中心に、1人1人に個室がある形が特徴です。
ユニットケアで勤務する際に挙げられる、メリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
・個別ケアが可能
(少人数でのケアを行うため、1人1人に向き合ったケアの実現が可能です。)
・入居者の方の挙動に目が行き届きやすい
(狭い空間でご利用者様との距離が近い為、些細な変化にも対応が出来る環境です。)
デメリット
・職員1人当たりのの責任の増加
(職員も少人数で対応を行うため、1人1人の責任が大きくなり、精神的負荷があります。)
・マルチタスクの増加
(利用者の方の行動が同時多発的に起きた際は、急に忙しくなります。)
ただ、従来型の施設においても上記のデメリットは少なからず発生するものです。
そのため、ユニット型施設は個別ケアを重点的に行う点で、メリットの方が大きいと言えるでしょう。
今後も増えるユニット導入
ユニットケアは利用者の方と距離が近く、1人1人に向き合える環境になっております。
今後ユニットケアを導入している施設は増加する傾向にあり、将来的にユニット型の施設で働く機会もあるかと思います。
また、アットホームな雰囲気の中勤務できる環境なので、ユニット型で働いてみたいなと感じた方は、ぜひユニットケアを採用している施設に応募してみてください。