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介護現場で使われる専門用語とは?働き始める前に覚えたい専門用語や略語についてご紹介します。

介護現場で使われる専門用語とは?働き始める前に覚えたい専門用語や略語についてご紹介します。

介護士は専門職のため、現場では専門用語や略語が多く飛び交います。

介護士になりたての方や、これから介護士を目指そうという方は、こちらのコラムでぜひ用語を覚えてください。

用語や略語を覚えて、現場で円滑なコミュニケーションがとれるようにしましょう。


略語の種類と代表的な略語


介護にかかわる代表的な略語をご紹介いたします。


職種・役職に関する略語

「ケアマネ」…ケアマネジャー(介護支援専門員)のことです。

「サ責」…サービス提供責任者のことです。主に訪問介護事業所で勤務する際に使用する略語です。

「PT」…理学療法士(Physical Therapist)のことを指します。

「OT」…作業療法士(Occupational Therapist)のことを指します。

「ST」…言語聴覚士(Speech Therapist)のことを指します。

「MSW」…医療ソーシャルワーカー(Medical Social Worker)のことを指します。


「PT」「OT」は特にリハビリに特化した施設で使われることが多いです。

また「MSW」は医療関係の職場で働いている職種です。


施設形態に関する略語

「特養」…特別養護老人ホームのことです。

「老健」…介護老人保健施設のことです。

「有料」…有料老人ホームのことです。

「サ高住」…サービス付き高齢者向け住宅のことです。


現場で使われやすい略語

「食介」…食事介護を略して用います。

「アセス」…アセスメントを略して用います。

※アセスメントとは、高齢者の方の身体的状況や家族状況などを精査することを指します。

「ADL」…Activities of Daily Livingの略です。食事や入浴、更衣などの日常生活動作を指します。


上記以外にも様々な略語が介護現場ではありますが、取り急ぎ以上のものを押さえておくと良いでしょう。

また、分からない単語が出てきたときにはメモに残して後で先輩や同僚に聞くようにすれば、自然と頭に入ってくるはずです。


略語は早めに覚えよう


介護の現場では日常的には耳にしない単語が多くあります。

それは専門性の高い職種であるが故のことで、徐々に覚えていく必要があります。

こちらの内容をご覧いただいて、事前に少しでも覚えておくことが出来れば、心構えをつくることは出来るかと思います。

介護の現場で困らないように、早めから覚えるようにしましょう。