介護職として今後活躍したい方や日勤帯で働いているけれど、夜勤もやってみたいという方に向けて夜勤帯での仕事内容と夜勤のメリットについて説明します。
目次
・夜勤の仕事内容について
・夜勤のメリットとは
夜勤の仕事内容について
仕事内容としては、施設により多少異なりますが身体介助や生活介助が主になります。
・食事介助
・排泄介助
・口腔ケア
・更衣介助
・定期巡回
・移乗介助
・食後の片付けや配膳
など
また、夜勤はショート夜勤(8時間前後の勤務)とロング夜勤(16時間前後の勤務)があります。
介護施設において2交代制勤務を採用している施設は86%なので、ほとんどの施設はロング夜勤になっています。(出典:日本医療労働組合連合会「2021年介護施設夜勤実態調査結果概要」
/ http://irouren.or.jp/research/69ae27ef682eb89b88d6ef404b4b7fc0f700ee00.pdf)
労働基準法では、原則1日8時間、週40時間以下の労働時間が定められています。
1日16時間勤務と聞くと労働基準法に違反しているのでは?と思うかもしれませんが、「変形労働時間制」によって16時間以上働くことができます。
「変形労働時間制」は1カ月または1年の一定の期間内で、働いた時間数を平均して、全体で見たときに週40時間以内になるようにする事です。
この「変形労働時間制」によって特定の日や週には長く働くことができます。
16時間勤務のロング夜勤の場合は、1日の労働時間が長いためお休みが多いことが特徴です。
「夜勤入り(当日)→夜勤明け(翌日)→休み(翌々日)」のように夜勤明けの日とお休みを合わせて1日半も自由な時間を過ごるのは魅力です。
夜勤のメリットとは
夜勤をすることのメリットとしては、以下が挙げられます。
・高給与を目指せる
夜勤をすると別途で手当がつきます。
その為、日勤のみの勤務よりも給与は高い傾向にあります。
・通勤時の負担が軽減できる
夜勤の勤務開始時間は夕方から夜にかけてなので、通勤の時間帯を避けて出勤する事になります。
渋滞や満員電車を避けられるので、精神的な負担が少ない傾向にあります。
・自身のペースで仕事ができる
施設にもよりますが、利用者さまが就寝中は時間が空くこともあります。
そんな時には、自分のやり残した業務など他の業務をする事もできます。
まとめ
介護職の夜勤はどんな働き方なのか、そして夜勤で働くメリットをお伝えしました。
夜勤で働くメリットは複数あり、どれも魅力的なのでぜひ夜勤にも挑戦してみて下さい!